狼と香辛料 第２話

何と言うか、３０分がとても長く感じました。

良い意味で。

演出意図も、見ている側に、
そう感じさせることにあったと思いますので。

しかし、為替の話などは、最低限の予備知識が無いと、
ただ聞き流しただけでは、何を言ってるのか分かり難い所ですね。

やはりここが、アニメにするにあたって一番難しいでしょうね。

ここの部分が理解できないと、
このぶどう園領主みたいな顔で、この先を見る事になり兼ねません。


原作を読んだ時「説明臭いな」と思った“地の文”も、
そういう意味では、有効に働いていたのでしょうが、
アニメでは、いちいち説明していられません。

どのように見せて来るつもりか、そこが楽しみでもあります。



ゼーレンが、ロレンスをほめて、
「あの領主との会話に持ち込むのは凄い」と言っていますが、
あれは、「領主が妻を連れているたので、
同じく妻帯者という触れ込みのロレンスを話し相手に選んだ」
と言うのが、領主側の意図だったような気がします。

「自分がロレンスと話をしている間の時間潰しとして、
ホロに自分の妻の話相手をして貰おう」くらいの気持ちだったのでは。

ロレンスの一人旅で、あの領主と知遇を得られたかは怪しい気がします。





ゼーレンから顔を見たいと言われて、
舌先三寸で上手くかわしてしまうシーンは、
ＢＧＭも相まって良いシーンになっていたと思います。

この辺は、アニメというジャンルの利点が、上手く生きていると感じました。



共に旅をし、話をしながら、
お互いの境遇の隔たりを実感していくところも良いですね。

頭と足を互い違いの方向にして寝ながら、
「ぬしとわっちじゃ、生きてきた世界が違うんじゃよな」と、
ホロが呟き、ロレンスは目を反対を向いてもなお、
目を逸らすようにする辺りに、お互いの距離感を映し出していて良いですね。






しかし、そのような事は、さまつな事。












何、この尻尾アニメ？













すげー、ふさふさ！

すげー、ふさふさ！

すげー、ふさふさ！

すげー、触ってみたいんですけど！！