みなみけ～おかわり～ ５杯目

『おかわり』は、『お代わり』ではなく『お変わり』だったんですかね。

そう言いたくなるような、雰囲気の変わりっぷりですね（苦笑）。

同じ作品を同時期に、別スタッフでアニメ化すること自体は、
「シェアード・ワールド」の一形態としてアリかなとは思います。

しかし、それでもある一定限度の統一性は持たせて置かないと。

曇天の下のモノトーンの描写を見ていると気が滅入りますし。

何だか、これでは“空鍋”に代わる、
新たな伝説を狙っているように見えます（苦笑）。

それと、２話連続で春香姉さまの雷が落ちるという、
同パターンのオチを繰り返す構成は、どうかと思います。

しかも前回に続き、夏奈にしろ千秋にしろ、
そこまで非があるとは思えないんですよね。

台所というパブリックスペースに置いてある、
置いた本人（春香）すら忘れていた物を壊してしまい、
代替物を探そうとしていただけなんですけどね。

冬馬、藤岡、ケイコ、内田、マコちゃんらは、
骨折り損のくたびれ儲けではありますが。

単体で見れば、個人的にはこういう話もアリなんですが、
とにかく２週連続でこのオチは、いただけないかな～と。



……う～ん。何だかだいぶネガティブな事を書いてしまいました。



保坂だけは変わらず輝いていますが（笑）。

曇天なのに陽光を浴びる男（警官の職質付）。

何故、うさぎを探すのに学校を休む必要があるんでしょう。

何だかもう、学校を休んで、
野うさぎを求めて山野をさまよう保坂を主人公にした、
『みなみけ外伝～ほさか～』の方が見たい気がしてきました（笑）。