CLANNAD 第２１回

もう、残りあと１話で完結する訳もない話の、
最終回がどのように描かれるのか、今から楽しみです（苦笑）。

と言うより、「どのようなタイミングで２期を発表するのか？」とか、
その手の憶測を呼ぶようなやり方は、
いい加減に勘弁していただきたいものです。

仮にこのまま終わるのあれば、
完全に岡崎父子の関係についての設定は、
投げっ放しで終わってしまいますし。

朋也と渚の間の話も、
ほとんどタッチしないまま終わってしまう事になります。

私は、原作を知っている状態で見ていますから、
見ていない方よりも、「これで終わっては堪らない」
と言う思いが強いかもしれませんが、
原作を知らない状態で見ていたとしても、
「え、これで終わるの？」と思うのではないでしょうか。


何と言いますか、見ていて「今がクライマックス！」と言う感覚を、
全く持つ事ができない状態で、「次回が最終回です」と、
告げられたみたいで、消化不良な心地です。



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内容に入りましょう。


アッキー、秘密にしておきたい物を、
そんな分かり易い所（物置）なんかに隠しちゃ駄目じゃないか。

しかも「最悪のタイミング」とか口走りながら、
“最高のタイミング”で登場して来るし（笑）。

さらに、来年には二十歳になろうという娘の“おまる”を、
後生大事に物置の奥にしまってあるし。

…

……

………

…………

結論：いやっほう、アッキー最高！

もちろん早苗さんも。

この二人の活躍の場は、この後の方が断然多いのだから、
むしろ、続きを作ってくれないと困ります（笑）。

しかし、この続きをやろうとすると、
ほかのヒロイン（＋春原）の活躍の場が無いという、
興行的な大問題が発生するの事もまた事実。

続きはゲームでね。
と言われても、仕方がないと言われれば仕方がなくはあります。



渚は、「両親の夢の犠牲の上に自分が生きている」と思い悩むでしょうが、
親には、産んだ以上は、自らの子を愛し養育する責務があるのです。

もちろん古河夫妻は、犠牲になったなどとは考えていないでしょうが
（というか、今までの夢に代わる新しい夢を持ったくらいに考えているでしょう）、
それでも、もし犠牲の上に立っていると思うのならば、
自分の夢を掴むための歩みを止める訳にはいかないでしょう。

それだと“犠牲になった夢”は、再び犠牲になる事でしょう。


そして、この渚の両親に対応する位置にいるはずの、
朋也の父親の依って立つ場所とは、一体どこにあるのか？

そこまでやって、やっとこの話の“意味”が成ると思うのですが……。



１話ではキツイでしょう、どう考えても。