コードギアス 反逆のルルーシュ Ｒ２ ＴURN１１

中華連邦編を一足飛びに終わらせて、一気に“神々の戦い”に力点が移っていきそうな雰囲気になって参りました。

この一帯に、Ｖ．Ｖ．の居る“神殿”がある訳ですね。

一期で出てきたギアス能力保持者マオが、中華系の人だったのも、この伏線だったという事でしょうか。

ともに「国とは人」と考える、シュナイゼルとルルーシュは、似たもの兄弟ですね。


さて、皇帝陛下ならどうしたんでしょうね～。

これは、皇帝の目的が、世界統一国家の樹立にあるのか（皇帝としての目的？）、“神殺し”にあるのか（シャルルという一個人の目的？）によって、その行動は変わってくると思いますので、どちらとも言えないところでしょうね。


ゼロ（ルルーシュ）が大宦官に「ノブリス・オブリージェ（高貴なる者の義務）」について語っていましたが、あれは市民向けのプロパガンダという意味以上に、ルルーシュ自身に染みついた考え方として在るのでしょう。

大宦官の言う「天子とはシステム」発言は、実際のところ正論であり、誰が天子であろうと統治機構は、健全に機能するようになっている事が望ましい（要するに。トップがバカ殿でも、家老以下が優秀な吏員を登用できれば何とかなる）訳ですが、あくまでもシステムが健全に働いているという前提での正論なので、国を自分の為に食んでいるだけの大宦官が言っても、全く説得力が無いです（笑）。



ある意味ディートハルトは、完全な“システム至上主義”的キャラクターなので、「想いの力」に“開眼”してしまった感のあるゼロに、その内ついて行けなくなって、離脱もしくは裏切りに走る可能性が高いのかな、などと思いました。



“偽ルルーシュ”が咲世子さんなのは、大方の予想通りでしたが、「特に何もありません」どころではなく、大エラーを（シャーリーにキス）やらかしていて、次回以降ルルーシュが、どうやって誤魔化すのか楽しみです（笑）。