コードギアス 反逆のルルーシュ Ｒ２ ＴURN１７

ああ、これで最後のトリガーがひかれた。

「賽は投げられた」というより「賽は投げさせられた」という感じですが。

それにしても、シュナイゼルはエグイ（苦笑）。

「スザクから自発的なギアスの情報提供が無かったから、今回のような手段に出ざるを得なかった」

スザクを疑った時点で、それこそ前回のスザクがカレンにしようとしたように、無理矢理自白させる事も可能だったでしょうに。

シュナイゼルは、既に「ゼロ＝ルルーシュ」と確信に近い形で認識していたでしょうに。

最もエグイ形で、二人の袂を完全に分かたせてしまいました。


この人がこの物語中で、ルルーシュの言うところの「冷酷で冷徹な完全な状態」に近い人物である気がしますね。

この人の下では、ルルーシュにしろスザクにしろ、まさにただの駒の一つに過ぎない。



しかし、最悪の形で袂を分かったルルーシュとスザクですが、この枢木神社での面会は、あながち無駄ではなかったと言える気がします。

結果としては、ルルーシュはスザクの言うところの、「ゼロは正義の味方という嘘」を最期（“後”ではなく“期”）まで吐き続けて行くことになるでしょう。

そして、「ルルーシュが何かを隠し、その何かについて懺悔している」と気付いてしまったスザクは、「ルルーシュに嘘」に最後まで付き合うことになるのでしょう（“期”ではなく“後”）。



結局二人の手は握られることは無かったけれども、この面会が産み出す結果は、同じ物になるような気がします。



「全てのカードは我が手に」とシュナイゼルは言いますが、果たしてそう上手くいきますでしょうか？

彼とて、「完全に近い」だけであって「完全」ではない（無論「完全」な人間など居ようはずもありませんが）。

自分の持っているカードが、ハート・ダイヤ・スペード・クラブ各１３枚＋ジョーカー２枚で５４枚になって、「全て揃った」と喜んでいるけれども、実は他に“白紙の予備のカード”が残っている事に気付いていないような些細な見落としをしているような気がします。










済みません、抽象的すぎて、何を書いているのか自分でも良く分からなくなってきました。

従って今回は、これでお終い。