コードギアス 反逆のルルーシュ Ｒ２ ＴURN１８

現在オリンピック期間中により、いつもよりさらに手短です。

ルルーシュの「生きろ」というギアスのせいで、スザクがフレイヤを撃って、ナナリーが巻き添えを喰らうと言うのは、前回までの展開で何となく想像はしていました。

以前、『ＴＵＲＮ０８』と『０９』の狭間で、こんな事を書いていたくらいなので。

＞「スザク君、ゼロが君にかけた“生きろ”と言うギアスは、
＞いつか“自分の意思に反して”ナナリー総督を見捨ててでも
＞自分だけは生き残ろうとする行動に走らせるかも知れないよ？」



ただ、ナナリーがこれで退場するようなキャラでは無い気がするのも、確かなんですけどね。





表情からしてシュナイゼルは、最初からトウキョウにフレイヤを撃ち込むつもりだったのでしょう。

スザクは「撃たない事も勇気」と言っていましたが、一度は撃って見せない事には“抑止力”としては、何の役にも立たないのも厳然たる事実ではありましょう。

ただ、シュナイゼルがフレイヤを“抑止力”として、最も使いたい相手であろう、皇帝にはこのフレイヤは時間稼ぎに使うくらいの意味しかなさない（皇帝はＶ．Ｖ．からコードを奪ったため不死者のはずなので、皇帝相手にいくら使っても無駄のはず）ので、効果的とは思えない方策ではあります。

全く無意味な大惨事を巻き起こし、悲劇のスパイラルを生み出しただけとしか思えません。



これが、シュナイゼルが全て揃ったと思っているにもかかわらず見落としている“カード”。

つまり、スザクからギアスについての情報提供を受けただけで、皇帝がギアスを与えるコード所有者（つまり不死者）となった事を知らない可能性が高い。

前回ルルーシュを尋問できず取り逃がした事は、シュナイゼルにとっては、致命的な失点だったのではないかと思えます。