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双方向性の網

たまたま、『アセティック・シルバー』のはしさんから、
コメントをいただいた関係で、拝見したのですが……。

『責任なんて絶対とらねぇ』さんの記事『おわ。。。』で、
「『ネギま!』で夕映やのどかを殺せるか?
殺せるなら、自分は『ネギま!』を好きになれるだろう」
という主旨の話題とされておりましたが
(という主旨ですよね? 間違っていたら申し訳ありません)、
これは、エンターテインメント作品であるという性質上、
その出力媒体にも左右される事も考慮する必要がある気がします。

例を挙げるなら、
“エアリス”を殺した『ファイナルファンタジーⅦ』と、
“神谷薫”を殺せなかった『るろうに剣心』との違いでしょうか。

前者は、媒体がテレビゲームソフトですから、
物語をエンディングまで完成させてから、
ユーザーの手に渡します。

後者は、媒体が週刊連載漫画ですから、
物語が流動的な状態のままで、
小出しにユーザーの手に渡します。

前者ならば、ヒロインの死に対して、
ユーザーがいくら不満を並べ立てようが、
既に物語は出来上がっているのだから動かしようがありません。

しかし、後者は物語が流動的である以上、
ユーザーの声を気にしなければ、
最悪の場合、途中でそっぽを向かれてしまいます。

実際に『るろうに剣心』の作者の和月伸宏さんも、
単行本の中で、薫を殺すことによってテーマ性を取るか、
生かすことによって、エンターテイメント性を取るかについて、
ギリギリまで悩んだ結果、
「自分はこの物語をハッピーエンドにしたい。
そのためには、ヒロインの生存は不可欠だ」

という結論に至り、殺さなかったとのことです。

そして、この展開を選んだ結果として、
『るろうに剣心』を読むのを止めたと言う人もいたが、
アンケート結果は、殺さなかった事によって良くなった。
と述懐されています。



『ネギま!』の作者である赤松健さんは、
常々「自分は、“芸術家”では無い」旨を述べておられます。

そうである以上、過半以上の読者が望まない展開は、
まず間違いなく行わないでしょう。

私自身、夕映やのどかが死ぬような展開は望んでいませんし。

もともと、この作品にそのような展開は望んでないので、
そういった作品に触れたければ、他の作品を探すと思います。

しかし、作品としての必然として、
“死”というものを描く必要があるというのであれば、
それが自分の納得いく形であれば、
悲しみこそすれ、不快にはならないと思います。



ただ、完全書き下ろしで、「やっちゃたモン勝ち」ならともかく、
連載漫画は、作者と読者との双方向性の網からは抜け出せないでしょう。



そもそも『ネギま!』は、途中でクラスメイトが、
転校したり転入したりする、“モーニング娘。”方式を指向したにも関わらず、
作者サイドが、キャラクターに愛着が湧き過ぎて、
メンバーチェンジができなくなったらしいですし。

……死なないでしょうね、誰も。

テーマ : 魔法先生ネギま!
ジャンル : アニメ・コミック

2007-11-23 : 魔法先生ネギま!(その他) : コメント : 0 : トラックバック : 0
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