ネギま!「252時間目」
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あ、珍しく拍手コメントをいただいたので返信を。
05/21 01:51
>読み応えのある考察でした! (ネギま!「26巻発売に寄せて色々と呟く」)
ありがとうございます。
書いてみた甲斐がありました。
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ほら、やっぱりオスティア総督が、聞かれてもいないことまで、ペラペラしゃべってくれましたよ。
まあ、美味しいところは全て、このせつが持って行きましたけどね。
これで、「アリカ=ネギの母」は確定という事でいいんでしょうかね。
この人(新オスティア総督ゲーデル元老院議員)が、嘘を吐く理由もなさそうですし。
顔も態度もモロに悪役ですが。
どう考えても、公権力の武装よりも、その「ごくごく私的なボディーガード」の方が、よっぽどヤバいですし。
しかし、連載6年もの長きに渡って、ナギの行方と同等か、それ以上に秘中の秘と思っていた、ネギの母親の正体と消息がこうもサラリと明かされるとは。
子であるネギが遺児である以上は、アリカは故人ということなんでしょうね。
とは言え、公式には死亡とされているナギも、実態は行方不明であるらしいので、この点については、確定情報とは言えないのかも知れません。
個人的には、どこかで生きていて欲しいものですが。
それで、オスティアの統治についてですが、魔法いいんちょエミリィいわく「メガロメセンブリア信託統治領」という扱いになっているということですが、この設定は正直解せなかったりします。
現実の我々の世界(『ネギま』における旧世界でも可です)での信託統治というのは、国際連合が非独立地域を、どこかの国に信託して統治をするものですから、「国連信託統治領」と呼ぶことになります。
この考え方を導入すると、オスティアの場合、「メセンブリーナ連合が連合の盟主メガロメセンブリアに統治を信託する」という意味で、「メセンブリーナ連合信託統治領」と呼ぶ方が適当な気がするんですけどね。
それが如何に、実態はメガロメセンブリアの属領であったとしても。
まあ、その前段階として、大分裂戦争で、メセンブリーナ連合が“アリカ女王”をウェスペルタティア王国を攻める旗印とした(ラカンの回想で、アリカはメガロメセンブリアのリカードの戦艦に乗っていた)と思われるのに、何故アリカが「自らの国と民を滅ぼした魔女」として、また故人として扱われているのかという疑問にブチ当たるのですけれど。
やはり、この辺の事情は、アスナが世界中を放浪し、最終的に麻帆良学園に匿われることになった事情とリンクしてくるんでしょうね。
そうなると、アスナを匿った張本人であるタカミチが、そろそろ出て来て、やっぱり色々と話し始めるような予感が……。
そう言えば、ネギがアリカ・アナルキア・エンティオフュシアの息子という事は、アスナ・テオタナシア・エンテオフュシアとは、ご親戚ということですね。
予想はされていたことですが、神楽坂明日菜とアスナ・テオタナシア・エンテオフュシアが同一人物だとしたら、ネギと明日菜は実は親戚ということになりますか。
しかし、ネギのルーツが明かされる場に立つ事を選ばれたクラスメイトは、夕映とのどかでした。
やはりこの2人、優遇されています。
そして、別の意味で優遇されてしまっているのが木乃香と刹那。
私は、このせつ派という訳でも無いので、その辺の話は本職の方々にお任せします(笑)。
しかし、この2人のパクティオー(仮契約)自体は、何となく本来あるべきパクティオーの形(パートナーシップの明確化)のような気がするので、私的には“有り”です。
ただ、ネギの母親の話とこのせつのパクティオーの話は、順番を入れ替えて欲しかったです。
やっぱり、ゲーデル総督が「アリカ・アナルキア・エンテオフュシアの遺児‥‥と!」 ドン
というシーンを、今話の引きにして欲しかったかな、と。
あと、パクティオー前の木乃香のセリフは明らかにおかしい。
「――ウチは将来「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になる」
「ネギ君のお父さんやお母さんみたいな立派な魔法使いに」
ネギの母親については、読者にとっては確定情報ですが、作中の木乃香にとっては(ラカンが語ることを避けたため)未確認情報なはずですが。
このセリフだと、木乃香は知りもしないネギの母親を「立派な魔法使い」と言ってしまっていて、とても不自然です。
赤松先生サイドで、既出情報と未出情報を混同したとしか思えないんですが。
それにしても、相変わらず本契約のやり方が気になって仕方がありませんが。
主に、長さが関係あるのか。ナギ×ラカンとかナギ×アルとかはどうやったのかとか。