ネギま!「設定マニア」
『ネギま!』の252時間目の記事を書いていて思ったことは、「実は私は、燃え派でも無く、萌え派でも無く、単なる設定マニアだったのだな」ということでした。
えーと、“燃え”でも“萌え”でもない第三極?
どう考えても、ここ数ヶ月間の記事を見ても、今回ほどの長文を書くのは実に久しぶりの事です。
今回(252時間目)での売りだったのであろう“このせつ”の話はそっちのけで、延々とオスティアの信託統治の話とか、ネギとアリカの関係性とかの話を繰り広げていますからねー。
だって仕様がないじゃないですか、裏設定に妄想を逞しくする方が楽しいんですもの。
ちなみにバトル編は、私の妄想力を喚起しないなので、比較的書く記事の内容は薄くなります。
ちなみに「果たして、アリカがネギの母親であるかどうか?」についての私の見解を。
26巻239時間目で、テオドラ皇女は、ネギに対してこう言っています。
>「少年よ 妾はナギやアリカとは友人じゃった」
>「じゃが‥妾はアリカ達には何もしてやれなんだな‥ 許せ」
このシーンにおいてテオドラは、「アリカ達に何もしてやれなかった事」について、ネギに対して詫びています。
これは即ち、「ネギはアリカの処遇に対してアリカ本人に代わり、詫びの言葉を受ける立場にある=ネギとアリカは、非常に近しい関係にある(最も妥当なのは母子)」という事になるのではないでしょうか。
で、この話題については、更に妄想を膨らませて、ネギが如何にして英国はウェールズの片田舎に引っ込んでいたかの考察に繋げたネタがあるのですが、それはまたの機会に(長い話となると思いますので)。
まあ、ぶっちゃけた話、ゲーデル総督の言うとおり、アリカが「自国と民を滅ぼした災厄の女王」と呼ばれていたのなら、魔法世界に居場所なんてないですよね、普通に考えたら。
アリカは、某ベストセラーファンタジー小説の「名前を呼んではいけないあの人」並みに忌むべき存在として、敢えて誰もその存在について触れる事は無く、その名を呼ぶことすらも憚っているというのが現状なのかも知れません。
そうであれば、仮にアリカがネギの母だとしても、その事実を誰も話すことは無く、ネギはずっと母のことを知らずに過ごしてきたという仮説も立てられます。
この場合、ネカネは本来エンテオフュシア姓であるところを、世を忍ぶためにスプリングフィールド姓を名乗っているという可能性も考えられます。
明日菜とそっくりという設定のネカネには、スプリングフィールド家よりもエンテオフュシア家の出である方がむしろ自然な気がします。
この場合、ネカネはネギの母方の親戚ということになりますが。
話は飛んで、ネギ達の国際指名手配の話。
これって、果たして本当にフェイトの差し金だったんでしょうか。
24巻222時間目、刹那とフェイトの会話を抜き出します。
>刹那「‥やはり我々を嵌めたのは貴様達か」
>フェイト「異世界冒険旅行のスパイスにね いい演出だったろう?」
これって、素直に読むとフェイトは刹那の問いにイエスともノーとも答えていないんですよね。
取り様によっては、他の誰かがやった事について静観していただけという可能性も否定できない気がします。
実は、ゲーデル総督達の差し金だったり、意表をついてネギ達の身柄の確保を最優先しようとした、ドネットの苦肉の策だったりして。
当たり外れはともかくとして、こういう妄想は楽しいなあ……。