みなみけ 第９話

感動した！　普通に笑えたところに感動した（笑）！

言葉通り、日常を淡々と描いているだけなのに。


前回の超保坂スペシャルが１６０キロのストーレートなら、
今回は８０キロのスローカーブといったところでしょうか。

そのこころは。

緩急の組み合わせが上手過ぎて、どちらも打てません（笑）。



何というハイクオリティーアニメ。





臨時休校の春香姉さま。

定年退職した仕事人間みたいなんですけど（苦笑）。



以心伝心姉妹。
姉が家で何を作っているか、正確かつ詳細に把握する妹（笑）。
夏奈「あたし達の分は？」
春香「え、何が？」
夏奈「とぼけるんじゃないよ。口の周りにクリームがたっぷり付いてるじゃないか！」
春香「！」
夏奈「食べただろ、あま～いケーキ！　……（春香を責める言葉）……！」

千秋「（このままでは、春香姉さまの幸せな休日が台無しだ。
　　　何か食べたのは明らかだけど……）落ち着け夏奈」
夏奈「何を～！　これが落ち着いて……」
千秋「あれは、どう見てもシェービングフォームだよ」
春香「なっ！？」
夏奈「えっ！？」
千秋「察しなさいよ」
夏奈「あ……」
春香「……」
夏奈「……ご、ごめんね、早とちりしちゃって。そうか、ヒゲか。年頃だもんね」
春香「えっ！？」

千秋のフォローが微妙過ぎてコメントに困る（笑）。



結論、二人とも馬鹿野郎。

千秋の長口舌がいかほどの物か、書き起こしてみる。
夏奈「夜を語り明かそうぜ」
千秋「……あい？　……夜を何だって？」
夏奈「お前は、私のことをいつも馬鹿と言うけど、
　　　本当はどう思ってるか、夜を徹して語り明かそうぜ」
千秋「ああ、そっか。それは、私が至らなかったね、言葉が足りなかった。
　　　いや本当なら、お前がどれほどの馬鹿か、
　　　千の言葉を用いて罵ってやりたいところだよ。
　　　だが、いかんせん私の舌は、そんなに早く回らないんだ。
　　　歯がゆいよ、もっと言いたいことはあるのに、
　　　馬鹿野郎の一言に気持ちを込めるしかないんだ。
　　　でも、それだとお前は、自分のどこが馬鹿なのか、反省しようが無い訳だ。
　　　できる事ならね、お前のどこが馬鹿なのか、
　　　万の言葉を用いてレポートをまとめたいところだよ。
　　　でも、いかんせん、私はそんなに暇では無いんだ。
　　　不出来な妹でごめんなさい、お休み」
夏奈「待て！」
千秋「まだ何か？」
夏奈「何か？　じゃないよ。黙って聞いてりゃ、
　　　舌の方もだいぶ回ってきたじゃないか、まだまだ語ってもらうぞ」
以下朝まで延々と続く。


夏奈「これは？」
千秋「お前の馬鹿さ加減について、万の言葉を用いてレポートを仕上げてみた。
　　　夜を徹して読み明かせ、そして反省しろ」


暇あるじゃん。
どう見ても大学ノート８冊くらいあるし。



とりあえず“きいずみ”に突っ込んでください。
千秋「大丈夫か？」
夏奈「元気だよ。たださ、暑くてね。一枚脱ごうとすると凄い寒気がしてさ。
　　　一体どんな天気なの、今日は？」
千秋「天気……」

夏奈「あ、バスが来た。南家経由、黄に泉と書いて“きいずみ”行き？
　　　乗りまーす！」
千秋「乗るな！　そのバスは危険な気がするよ！」



夏奈「千秋、ありがとう。もういいよ、ずっと付いててくれなくても。
　　　そろそろあんたの好きなテレビの時間だよ」
千秋「テレビなんか、どうでもいいよ。
　　　お前が、辛そうにしているのを見ていると……」

夏奈「！」
千秋「テレビより面白い」



『先生と二宮くん』が１話飛ばされちゃったよ！