スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

ネギま!「女王陛下のサウザンドマスター」

※11月6日時点での、単行本未収録内容のネタバレです。

ちなみにタイトルは、何となく語呂が良いのでつけました。



さて今回は、何故アリカは「災厄の女王」として抹殺される事になったのかについて、ちょっと自分用に整理してみます。
メガロメセンブリア元老院は、アリカだけが知っているとされる「墓所」の場所を知りたがっていたにもかかわらず、聞き出さずに処刑に踏み切ったのか。

そして、何故ナギ達は、アリカを表向き死んだことにしておこうとしたのか。



終戦時にアリカが持っていたであろうカードを、いくつか並べてみます。


【権威】
ウェスペルタティア王国は、魔法世界最古の国家であり、現王アリカは最も由緒ある家柄の当主という事になります。
この類の長い歴史で培った伝統は、傍から見れば「神聖にして犯すべからず」的な、いわく言いがたい権威を生み出します。
まあ、くだけた言い方をすると、つい「ははーっ!」と平伏してしまうような「超然的な何か」ですね。


【実績】
正確な情報さえ伝われば、多くの人々が「大分裂戦争終結の立役者はアリカだ」と考えるでしょう。

そうすると、その功に報い、それなりの待遇と名声を享受して然るべきという声が挙がるでしょう。
併せて、オスティアの難民は「自分たちの犠牲の上に成り立った平和である以上、自分たちに新たな住む場所や働く場などが用意されて然るべきだ」という思いを持つでしょう。


【武力】
アリカには、彼女のために身体を張る、紅き翼という一騎当千の猛者の集団が付き従っています。
例え彼女にその気が無くても、傍で見ている人間には、「大国を向こうに回して戦いを吹っかける事も可能」と映るでしょう。



まあ、他国の指導者から見たら、これほど邪魔な人物も、そうそう居ないでしょうねえ。
メガロメセンブリア元老院が、アリカを邪魔な存在と認定しても、まったく不思議ではありません。



アリカの存在は、世界統合の「錦の御旗」となる可能性があります。
しかしこれは、世界規模の戦争のトリガーとなる可能性をはらんでいる事にもなります。
メガロメセンブリア元老院が仮にブラック団体ではなかったとしても、厭戦ムードの漂った世界の状態から鑑みると、「誰かに担がれる危険を回避するため抹殺してしまおう」という意向が働いくのではないでしょうか。

戦争状態を終わらせたい元老院議員が居たとすると、先述したとおりアリカは紛争の種となる危険性が高いと考えて、なんとか権威を失墜させ、あわよくば存在自体も消したいと思うでしょう。
そうすれば、自分たちの立場も守れますしね。

逆に、戦争状態を続けさせていた「完全なる世界」の息がかかっている元老院議員からすると、むしろアリカが生きていた方が、戦争状態を続け易かったように思えますが、「完全なる世界」の存在を白日のもとにさらす危険性大である彼女は、生かしておくと、却って面倒なことになると思うでしょう。



終戦を迎えた以上は、戦後処理として、誰かに責任を帰さなければ、大方の人々は納まりがつきません。特に親しい人を失った人達は、なおさらの事。
しかし、大分裂戦争の真の黒幕は「完全なる世界」という、国家の中枢にまでシンパを持つ、あまり大っぴらにできる存在ではない秘密結社で、そもそもそんな秘密結社の存在を「ああそうですか」と信じるほど、一般の人々は純情ではないでしょう。

「掴みどころのない謎の秘密結社が黒幕でした」というよりは、ある特定個人をスケープゴートとした方が、シンプルだし、疲弊した人心の憎悪の感情を一点に集中させるには都合が良いと言えるでしょう。



元老院がアリカを戦犯として、抹殺しようとした理由としては、おそらく、こんなところが挙げられるのではないでしょうか。

有罪を宣告された後、刑の執行まで2年もの時間を要した理由については、これもまた推測するしかないのですが、一つ考えられる事は、「2年間もの間、アリカ女王こそが先の戦争の第一の戦犯である」ということを大々的に喧伝する事によって、人々の憎悪の感情を、アリカに集めるという目的があるのかな、と思います。

「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」のことわざではありませんが、有罪確定・即刑執行では全然目立たずに、すぐ忘れ去られる可能性がありますからね。

無論、ウェスペルタティア王家の秘密を聞き出すための猶予期間が欲しかったといこともあるのでしょうが。

この2年という期間には、元老院の中での派閥間の綱引きを感じさせます。
パッと考えるだけでも、「アリカから墓所の在り処(駄洒落ではない)を聞き出したい一派」「アリカをスケープゴートとして抹殺したい一派」「なるべく時間稼ぎをして、アリカの身の保全の道を探りたい一派」の3グループぐらいはありそうな気がします。

3つ目のグループについては、原作を読んだ中では一切その存在を窺い知る事はできませんが、すぐ刑を執行しないで先延ばしにすればするほど、紅き翼が介入してくるリスクが拡大していく事を考えると、そういうことを考えたグループの存在があってもおかしくないのではないかと思えます。
事実、最後の最後に紅き翼が、アリカをかっさらっていきましたしね。



それにしてもナギは、面倒臭いことが嫌いな割りには、良く2年も耐え忍んだものです。
彼には「女王陛下のサウザンドマスター」の呼び名こそ相応しい。





しかし、こんな長文、久しぶりに書いた気がしますな。

まったく、読みにくい事この上ない(笑)。

テーマ : 魔法先生ネギま!
ジャンル : アニメ・コミック

2009-11-06 : 魔法先生ネギま!(その他) : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

月別アーカイブ(タブ)

プロフィール

筈木 壮月

Author:筈木 壮月
筈木壮月と申します。筈木とお呼びください。

web拍手ボタン

カウンター

Since 2007.1.14

現在の閲覧者数

ブログ内検索

ブログランキング

FC2ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

入っているみたいです



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。