ネギま!「294時間目」
「ついに登場!!
クラスメイト最大の謎、
ザジは、強大な敵
だったのか!!!?」(マガジン煽り文より)
……それってうちきr
………
……
…
実はザジは、墓守り人の一族の出で、夏休みで帰省してみたら、外でドンパチ始められて、たまりかねて出てきたとかそういうオチ?
煽り文は、全くアテにならない的な意味で。
ここで、第一の刺客とか言うのも、あんまりにもあんまりだし(笑)。
それにしても、ネギを利用する気満々だったクルトが、いざ「白き翼」が先行しようとする段になって、ためらってしまうあたり、この人はワルぶって見せているけれども、常識的な考えの持ち主なのだなと思いますね。
「彼はまだ子供!全てを任せるには‥」という台詞には、「これは本来ならば自分たち大人が解決しなければならない問題である」という良識と、「自分のコントロールの効かない所で動くことを好まない」という狭量の両方の思いがこもっているように見えます。
良く言えば「良識のある大人」、悪く言うと「小物」というところでしょうか。
逆にテオドラやリカードは、「責任は自分が取るから好きなようにやれ」と言える鷹揚なタイプで、まあ良く言えば「大物」なのでしょうが、その一方で「いい大人が、何の葛藤もなく子供の力をアテにしてしまって無責任な人達だな」という気もします。
私は凡人なので、ためらってしまうクルトの方に共感を覚えてしまいますが。
しかし刹那は、何のために前回、助太刀に向かう描写を入れたのか分からないくらい、あっさりと戻ってきました。
あのまま月詠と場外バトルかと思ったのに。