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ネギま!「299時間目」

ポヨお姉ちゃんマジラスボス。



しかし、フェイトにしてもポヨにしても、何故ちゃんと他人の話を最後まで聞こうとしないのだろうか。

ネギ「僕には魔法世界崩壊を食い止めるプランがある」

フェイト「戯言を、見損なったよネギ君」
ポヨ「たかだか十年しか生きていない子供の思いつきを信じるわけにはいかない」

前にも「他人の話は最後まで聞いてからその是非を判断すべき」的な話をしましたが、同じ話を蒸し返すのは、この部分の話の流れというか登場人物の反応が、どうしても納得がいかない為です。

フェイトが話を聞こうとしないのは、話を聞くことが、自身の存在理由の危機を生じさせる事を無意識的に感じて、回避しようとしているせいだと考えれば、それなりに納得はできる気はしますが、ポヨにはそういったモノは感じられません。

そもそもポヨの行動原理は、彼女の言を信ずるならば「力ある者の責務として世界の危機を見過ごせない」という事になり、世界の危機を回避する選択肢は、多ければ多いほど良いと思うのですが、初めから「完全なる世界」以外の選択肢を排除しているように見えます。

ネギの話を聞く前から「十年しか生きていない子供の思いつき」と言う理由で斬って捨てていますが、果たしてそれでは同じセリフをネギより遥かに人生経験豊富な、タカミチやクルトが言った場合ならば、話だけでも聞いてくれるのか? ということを想像しても、現状のポヨの態度からは「たかだか三十年しか生きていない若造の思いつき」と言って斬って捨てる気がしてなりません。


まあ結局のところ、造り手側としては、まだ手の内を明かしたくないので、作中における読者の代行となる聞き手(今回ではポヨ)に聞く耳を持たせていないだけ、という結論になってくるのだと思いますが、どうにもこうにもポヨが狭量であるという印象を持ってしまう事を止められません。



それにしても、このポヨ。何で龍宮が学園祭で使っていた強制時間跳躍弾の存在を知っているんでしょうね。
実は、ザジポヨ姉妹も、鳴滝姉妹の席入れ替わりのように、コロコロと入れ替わりをしていたりしていたんでしょうか。

半魔族という正体を明かした龍宮ですが、強制時間跳躍弾の使用のせいで、学園祭での対楓戦の時のように、全てが終わった後で時間跳躍して帰ってくる予感しかしない(笑)。

テーマ : 魔法先生ネギま!
ジャンル : アニメ・コミック

2010-09-20 : 魔法先生ネギま!(各話感想) : コメント : 0 : トラックバック : 0
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